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三菱ふそう、欧州向け「キャンター」をポルトガルで生産

2011年10月17日 (月)
小型トラック 新型「キャンター」(欧州仕様車)

小型トラック 新型「キャンター」(欧州仕様車)

荷主三菱ふそうトラック・バスは17日、ポルトガル子会社の三菱ふそうトラック・ヨーロッパがトラマガル工場で、欧州市場向けの小型トラック、新型「キャンター」の生産を14日から開始したと発表した。

 

今回のポルトガルでの生産開始は、新型「キャンター」として初の海外ノックダウン生産となる。欧州市場向け新型キャンターはトラマガル工場で生産、30か国以上で販売される。

 

エンジン、アクスル、サスペンション、ブレーキ、タイヤなど、金額ベースで50%以上の主要部品を欧州各地のサプライヤーから調達している。トラマガル工場でのキャンターの生産は1980年に開始、累計16万台を欧州各国に販売している。

 

同社は「ヨーロッパ地域以外への輸出も視野に入れ、生産能力の拡大を検討している」として、今後も新型キャンターを主要海外市場に展開する方針で、2012年末までに40か国以上の新規市場導入を見込んでいる。