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三菱ケミカル、中国でポリエステルフィルムの生産増強

2017年11月24日 (金)

拠点・施設三菱ケミカルは24日、中国で液晶テレビの偏光板向けリリースフィルムなどを生産する三菱ケミカル光学フィルム無錫社が、生産能力増強のため新設備を導入すると発表した。

三菱ケミカルは、液晶用バックライト部材などに使われるポリエステルフィルムを現地にて生産・供給することを目的に、三菱ケミカルポリエステルフィルム蘇州社を設立し、2013年より生産を開始。

一方、液晶部材のひとつである偏光板についても、ポリエステルフィルムに加工を施した偏光板向けリリースフィルムなどを、中国の偏光板メーカーに対して供給することを目的に、三菱ケミカル光学フィルム無錫社を設立し、2015年から商業生産を開始している。

近年、中国での液晶ディスプレイの需要・生産がより拡大していることから、生産能力を増強して現地需要に対応することにした。

■三菱ケミカル光学フィルム無錫概要
所在地:中国江蘇省無錫市
設立:2013年10月14日
事業概要: ポリエステルフィルム加工製品の製造・販売