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三菱樹脂、中国・無錫で光学フィルム工場が稼働

2015年7月6日 (月)

国際三菱樹脂、中国・無錫で光学フィルム工場が稼働三菱樹脂はこのほど、中国で液晶テレビの偏光板向けリリースフィルムなどを生産・供給する光学用ポリエステルフィルム加工製品の製造・販売子会社「三菱樹脂光学フィルム(無錫)社」(MPFW社)の製造拠点が完成し、現地で開業式を実施したと発表した。すでに4月から生産をスタートしており、7月から本格的に販売を開始する。

同社は液晶用バックライト部材などに使われるポリエステルフィルムを現地で生産・供給するため、三菱樹脂ポリエステルフィルム(蘇州)社を設立し、2013年10月から生産を開始。

一方、液晶部材の偏光板も中国で生産が本格化する見込みとなっていることから、無錫市で20億円を投じてMPFW社を設立し、ポリエステルフィルムのコーティングラインを導入。立ち上がりが見込まれる中国の偏光板メーカーに対し、ポリエステルフィルム(原反)にシリコンを塗布した偏光板向けリリースフィルム(離型フィルム)などを供給する。