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スズケン、血友病治療薬の緊急物流スキーム構築

2017年12月4日 (月)

ロジスティクススズケンは1日、デンマークの製薬会社ノボノルディスクの日本法人ノボノルディスクファーマと、重篤な出血性疾患「血友病」を対象に治療薬「ノボセブンHI静注用5ミリシリンジ」の緊急物流スキームを構築したと発表した。

このスキームの主な対象となる後天性血友病は、突然発症するまれな疾患で、命に関わる重篤な出血を起こすため、速やかな止血治療が必要となっている。

全国の後天性血友病患者の止血治療をよりすばやく開始できるよう、スズケンとノボノルディスクファーマは業務契約を締結し、治療薬であるノボセブンRHI静注用5ミリシリンジを、緊急時でも全国の医療機関に届けるスキームの運用を2016年12月1日から開始し、さまざまな改善を重ねてスキームを構築してきた。

緊急物流スキームでは、北海道から沖縄県までのスズケングループの拠点で保管・管理し、緊急時に速やかに出荷・配送される。また、休日・夜間であっても、コールセンターなどを活用し、24時間365日、要請のあった医療機関へすばやく届ける体制を完備している。