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スズケン、血友病治療薬の緊急物流スキーム開始

2018年7月6日 (金)

ロジスティクススズケンは5日、人体用ワクチンなどを研究するKMバイオロジクス(熊本市北区)が製造・販売する血友病治療薬「バイクロット配合静注用」を対象とした、厳格な温度管理を要する保冷品の緊急物流スキームを開始したと発表した。

スキームの主な対象となる後天性血友病は、突然発症する希少疾病で、命に関わる重篤な出血を起こすため、すみやかな止血治療が必要となる。スズケングループとKMバイオロジクスは、同製剤をスズケングループの全国にある卸物流拠点で保管・管理し、24時間365日の対応が可能なメディカルコンタクトセンターを活用するなど、夜間・休日であっても要請のあった医療機関へすばやく届けられる体制を共同で構築した。

バイクロット配合静注用は、遮光・10度以下で凍結を避けて管理する必要があるため、卸物流拠点から医療機関までの輸配送には、独自のノウハウにより温度逸脱を防止する保冷品配送用ボックスを活用し、品質管理基準「GCP」に準拠した保冷品流通を実現している。

スキームは、2日から北海道・関東地方・中部地方・近畿地方・九州の30都道府県でスタートし、段階的にほかの地域へ展開する。バイクロット配合静注用は、スズケン子会社エス・ディ・コラボの希少疾病用医薬品流通の受託製品。スズケングループが卸物流を一手に担うことにより、全国一律の品質管理基準による保管・管理や輸配送が可能となることに加え、エス・ディ・コラボが製品在庫を一元管理することで、全国の適正在庫コントロールを実現している。