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横浜冷凍、北欧子会社が養殖版「海のエコラベル」取得

2017年12月5日 (火)

フード横浜冷凍は、子会社のホフセス・アクア社(ノルウェー)がノルウェーのトラウト養殖事業会社で初めて養殖場のASC(水産養殖管理協議会)認証を取得したと発表した。

ホフセス・アクア社は同国でトラウトの孵化場、幼魚生育施設、6か所の海面養殖場、処理工場を持つ垂直統合型のトラウト養殖会社で、年間1万トンの生産能力を持つ。今回、所有する2つの養殖場が同国のトラウト養殖会社として初めてASC認証を取得。残る4か所も2018年中に認証を取得し、すべての養殖場で認証取得を目指す。

ASCは、WWF(世界自然保護基金)などが設立した非営利組織で、その認証は自然環境や地域社会に配慮して生産された持続可能な養殖水産物に与えられ、「海のエコラベル」として知られるMSC(海洋管理協議会)認証の養殖版とみなされている。