上組、ミャンマーにバルクターミナル運営会社設立

ロジスティクス上組は11日、ミャンマーティラワ地区港で穀物・飼料など主にバルク貨物を取り扱うターミナル事業会社を設立すると発表した。

同社は、三菱商事とミャンマー大手複合企業キャピタル・ダイヤモンド・スター・グループのミャンマーでの合弁食品事業会社であるルビア・リミテッド社と共同で、ターミナル事業会社「インターナショナルバルクターミナルティラワ社」（IBTT社）を設立する。

ルビア社は同国で、国内最大シェアを持つ食品関連事業を幅広く展開している食品製造販売会社。上組はIBTT社での港湾施設の開発・運営を通して他社に先駆けてミャンマーでのバルク貨物の取り扱い・港湾地区での優位性を確保し、今後需要拡大が見込める食品関連物流事業の踏み台とする。

さらに、すでにミャンマーに設立済みの物流会社「カミグミEFRロジスティクスミャンマー」との相乗効果を図り、同国での物流事業拡大を目指す。

■「インターナショナルバルクターミナルティラワ社」概要
所在地：ティラワ港区プロットNO.30,31
土地面積：8万平方メートル
資本金・投資額：3500万米ドル・6500万米ドル
出資比率：ルビア社75％、上組25％
事業内容：穀物取り扱いを中心とした専用ターミナル、サイロ・倉庫運営などの物流事業

■ターミナル施設概要
所在地：ティラワ港区プロットNO.30,31
敷地面積：8万平方メートル
桟橋長：230メートル
竣工：2019年4月