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上組、ミャンマー・ティラワ港湾ターミナル運営権取得

2018年4月6日 (金)

ロジスティクス上組は6日、ミャンマー港湾公社(MPA)との間で、ティラワ地区港ODAターミナル運営のコンセッション契約を締結したと発表した。

同ターミナルは日本政府の円借款で建設される多目的ターミナルで、同社は2013年にJICAから委託された協力準備調査を通じて、ヤンゴン市内の交通混雑やミャンマー経済の成長に伴う輸送貨物量の増大により、「将来的には物流拠点が既存ヤンゴン港からティラワ地区港にシフトする」との観点から同ターミナル運営の事業性を検討し、契約締結に至った。

ティラワ地区港は、ヤンゴン本港に比べてより大型の本船が着岸可能で、インナーバー(砂洲)での潮待ちがない地理的優位性を持っており、輸出入貨物のすばやい受け渡しが可能となる。

同ターミナル運営事業は同社社にとって、総合物流事業会社の上組EFR、ティラワSEZ所在物流事業会社TGL、ティラワバルクターミナル事業会社IBTTに続く、ミャンマーで4番目の物流事業となり、2019年2月にMPAから同ターミナル施設の引渡しを受ける。

■「ティラワODAターミナル」概要
敷地面積:16万5700平方メートル
岸壁:400メートル(Plot25&26)
許容本船全長/載貨トン数:200メートル/2万DWT
供用開始(予定):2019年2月