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25年度以降、未達成メーカーにペナルティ

国交省、トラックの燃費基準を13%引き上げ

2017年12月12日 (火)

ロジスティクス国土交通省は12日、トラックなど重量車の燃費基準を引き上げると発表した。メーカーや輸入事業者は加重調和平均燃費値が国が定める基準を下回らないようにすることが求められているが、貨物部門のエネルギー消費量のうち、90%をトラックが占めていることなどから、トラックは現行基準から13.4%引き上げる。

国交省と経済産業省が設置した燃費規制に関する有識者会議で、車両総重量3.5トン超、トラック・バスなどの重量車の新たな燃費基準がとりまとめられ、2025年度を目標年度として、トラックは13.4%、バスは14.3%基準を引き上げることが決まった。新基準では、トラックの燃費基準は1リットルあたり7.63キロとなる。

目標年度以降、燃費基準値が達成されなかった場合、メーカーや輸入事業者は取り組み状況に応じて勧告、公表、命令などのペナルティを受けることになる。命令に従わない場合は100万円以下の罰金が科せられる。

■とりまとめ詳細
http://www.mlit.go.jp/common/001212395.pdf