M&A三菱ロジスネクストは25日、同社に対して計画されているTOB(株式公開買い付け)の実施に向けた進ちょく状況を明らかにした。買い付け主体である日本産業パートナーズ(JIP)系のLVJホールディングス2合同会社が、国内外の競争法や投資規制に基づく手続きを進めており、TOBの開始時期は2026年1月中になる見通しだとしている。
同社は9月30日、JIP側から提案されたTOBに賛同する意向を表明していた。当初は25年12月下旬ごろの開始を目指すとしていたが、複数の国・地域で競争法上の手続きが継続していることから、開始時期を見直す形となった。
発表によると、必要な手続きは日本、米国、EU、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェート、サウジアラビア、南アフリカで求められており、このうち、日本、米国、UAE、サウジアラビアではすでに完了。未了分についても「いずれも26年1月中に完了する見込み」としており、条件が整い次第、TOBを開始する予定だ。
TOBが成立すれば同社は上場廃止となる見通しで、フォークリフトを中心とした物流機器事業は、投資ファンド傘下で新たな経営体制へ移行する。
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