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クオリカ、物流向けシステム開発のデータトロンを子会社化

2018年1月5日 (金)

M&ATISインテックグループのクオリカ(東京都新宿区)は5日、物流業者向け監視システムを提供するデータトロン(さいたま市大宮区)の発行済み全株式を取得し、連結子会社化すると発表した。

データトロンは、GPS関連システムや通信機器の開発に強みを持ち、1999年の設立以降、18年間に渡りIoT事業を展開している。高速道路の管理車両の位置情報を取得して業務活用するシステム「DNシリーズ」や、物流業者向けにトラックや営業車をリアルタイム監視するシステム「TMS-1」などを主に手がけている。

クオリカでは、これまで主に製造業向けにIoT事業を展開しており、多数の設備・機械メーカーや特殊車両メーカーに遠隔監視・予防保全システム「CareQube+」を導入してきた。

今回、データトロンを連結子会社化することで、高速道路や物流向けIoT事業への新規参入を実現するとともに、CareQube+とのシステム連携、ハードウェア・ソフトウェアの共同開発など、新たなIおT事業戦略の推進が可能になる。