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SBSHD、グループ最大・計7万坪の物流センター建設へ

2018年1月5日 (金)

ロジスティクスSBSホールディングスは5日、東武ホテルレバント東京(東京都墨田区)で全国の拠点から755人の社員が集まり、2018年グループ新年会を開催したと発表した。SBSホールディングスの鎌田正彦社長による年頭あいさつは次の通り。

鎌田社長の年頭あいさつ(要旨)

昨年12月16日、SBSホールディングスは創業30周年を迎えた。雨漏りする倉庫の片隅からスタートし、資金繰りに苦しむ時期が長く続いたが、多くの皆さんに支えられ、ここまで来ることができた。企業が30年存続する確率は0.02%と言われるなかで、出自が違う人々が集い、思いを一つに頑張ってきてくれた結果だ。

昨年は、2014年からスタートした中期経営計画「SBSGrowth 2017」の最終年だった。創業直後からの目標だった「創業30周年で売上高2000億円」は、誠に遺憾ながら達成することができなかったが、私はこの目標を早急に実現したいと考えている。

EC市場の急成長などで物流への期待が高まりつつあることを背景に、今後、物流業界では大きな再編が進んでいく。ここで勝ち残るためには規模の拡大が不可欠だ。さらに、ことしは千葉県野田市に4万坪の土地を取得し、SBSグループで最大規模となる2棟7万坪の物流センターの建設を開始する。

このセンターは、最先端の技術を導入し、高付加価値の物流サービスを提供できる施設にする計画だ。業容の拡大をめざしつつ付加価値の高い物流サービスを具現化するため、本プロジェクトはSBSグループにとって大変重要な意味を持つことになる。

私は今後、SBSグループが50年、100年と存続する会社になるかは、これからの30年にかかっていると考えている。SBSグループのDNAである「不屈のベンチャー精神」を持ち続け、決断と変化のスピードを失うことなく、新しいSBSグループを創っていこう。最後になったが、車両事故や過重労働などが発生させないよう、ことしも全員で安心・安全を誓うとともに、目標を達成して素晴らしい第2の創業の年にしよう。