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UPS、西成の子供支援NPOに1万ドル寄付

2018年1月9日 (火)

環境・CSRUPSが運営するUPS基金は9日、大阪市西成区で地域の子供たちに支援を行う、NPO法人「こどもの里」に対し、1万米ドル(113万円)を寄付したと発表した。

寄付先のこどもの里は、1977年に学童保育所「子どもの広場」として福祉活動を開始し、現在はNPO法人として貧困、差別、暴力などの難しい環境に置かれた子供たちの「遊びと学び、生活の場」として経済面、教育面、心のケアなど幅広い支援を行っている。

UPSは10年以上にわたって同NPOへの支援を継続し、これまでの累計寄付額は10万ドル、従業員による支援活動は1400時間に達した。昨年10月に開催したグローバル・ボランティア月間では、子供たちを関西国際空港内の自社施設に招き、従業員の案内で物流業界を学んでもらう見学ツアーを実施した。

こどもの里理事長の荘保共子氏は「成長期での精神的な不安定は、子供たちの将来に深刻な影響を及ぼす。エンパワメントワークショップはそうした子供たちのケアをしていくために重要な役割を果たしているもので、私たちの活動に対するUPSの支援に大変感謝している」と話している。