環境・CSRUPSは15日、毎年10月に開催するグローバル・ボランティア月間に日本のUPS社員300人以上が参加し、ボランティア活動を行ったと発表した。
グローバル・ボランティア月間で日本の社員らは、一般社団法人「Telacoya 921」が運営する、近隣に公共図書館がない地域の子供たちのための「こどもとしょかん」活動を支援し、社員から募った児童図書にブックポケットやラベルを貼付、データベースを作成・寄贈。
さらに、複数の環境保護団体と協力し、首都圏、愛知県、広島県で海岸や河川、公園の清掃を実施したほか、小児がんなどの難病治療のために、地方や海外から病院に来ている家族に滞在施設を提供するNPO法人「ファミリーハウス」の支援活動として、不要になったTシャツを集めて雑巾を作り寄付し、施設の清掃活動にも協力。
また、カトリック大阪大教区が運営する「こどもの里・子どもの家」で子どもたちと交流、植林活動を行うNPO法人「響」と協力し、明治神宮でのどんぐり拾いや、響が運営する植林用の苗木畑での作業に貢献した。
このほか、竹林保全や竹の活用を推進する「竹灯籠まつり」の準備を支援、乳がんの早期発見・早期治療の重要性を伝える「ピンクリボンスマイルウオーク東京大会」に参加した。
UPSは2014年6月に、「2020年末までに2千万時間のボランティア活動を行う」目標を設定。現在までに1000万時間以上のボランティア活動を実施している。