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EC越境EC支援事業を手がけるJC Connect（JCC、東京都新宿区）は10日、越境EC構築システム「ShopCN」（ショップシーエヌ）をリニューアルし、集客から販売・決済、海外配送までワンストップでサポートできるようにした、と発表した。
ショップシーエヌは中国インターネットサービス大手のテンセントが運営する「WeChat（ウィーチャット）／微信」の企業公式アカウント内に越境ECサイトの構築ができるもので、最大10億人の中国ユーザーに対して商品を販売することが可能となる日本企業向けのサービスとなっている。
一方で、越境ECサイトを運営するためには伝票記入や商品梱包を行うだけでなく、インボイス発行や海外発送など煩雑な業務が付き物となっており、導入企業からも海外発送支援サービスを求める声が数多くあがっていた。
今回JCCは、海外配送・転送サービスを提供するBENLY（ベンリー、東京都中央区）と業務提携することにより、ウィーチャット公式広告サービスによる集客から販売・決済、海外配送までをワンストップでサービス提供することが可能になった。
（出所：JC Connect）
日本企業は今までの国内配送フローでそのまま海外へ商品を送ることができるほか、海外配送時のさまざまな手間を省くことが可能。ショップシーエヌから注文が入った際は、受注データとともに商品をBENLYの国内倉庫に発送するだけで、国外の購入者へ商品が届くシステムとなっている。
