富士電機、EV急速充電器用コイン課金装置を発売

EV急速充電器用コイン課金装置

サービス・商品富士電機は25日、EV急速充電器用コイン課金装置を発売すると発表した。

今回、発売する「コイン課金装置」は、子会社の富士電機リテイルシステムズの自動販売機技術を応用したもので、EVユーザは会員登録せずに急速充電サービスを受けることができ、設置事業者は運営コストの軽減を図ることができる。

自動販売機の通貨機器の技術、筐体構造設計を応用することで、同等のセキュリティレベルを確保したほか、同社製急速充電器へ全機種取付でき、後付接続も可能となっている。1回あたりの充電時間、利用料金も最大60分、9990円まで設定できる。

使用可能貨幣は10円、50円、100円、500円で、後付接続の際は別途本体改造・配線工事が必要。本体価格は60万円（税別）。

同社は今年度60台の販売を目指す。

■問い合わせ先
富士電機
パワエレ機器事業本部ドライブ事業部自動車産業プロジェクト部
TEL：03-5435-7185