

サービス・商品フレクト(東京都中央区)は26日、同社が開発したリアルタイム車両管理「Cariot」(キャリオット)がセールスフォースの「ライトニングエクスペリエンス」に対応したと発表した。
ライトニングエクスペリエンスは、セールスフォースの従来の表示画面を操作しやすくシンプルなデザインで提供する「画面」で、消費者向けに近いレベルの閲覧・操作環境となっている。
キャリオットはナビゲーションそれぞれの最適化やレポート・ダッシュボードといった機能すべてをライトニングエクスペリエンスに対応させ、より洗練されたデザインの表示で走行データの分析やレポーティングをできるようにした。従来のクラシック画面へのサポートも継続する。
キャリオットは車両に専用機器を差し込むことで、インターネットやクラウドにつながるアプリケーションで、車両の幅広いデータを取得できるのが特徴。これにより、属人的な管理に頼ることが多かった車両情報を可視化し、そのデータを元にコンプライアンス強化、安全性向上、コスト削減や業務効率化につなげることができる。
2015年秋から営業車両やバスの運行管理で利用実積を積み重ね、16年から建設・物流業務を中心に「作業の効率化」や「コスト削減」の目的で利用されている。