2012年3月期 | 2011年3月期 | 増減率 | |
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売上高 | 270,361 | 241,046 | 12.2% |
営業利益 | 8,274 | 6,099 | 35.6% |
経常利益 | 8,333 | 6,375 | 30.7% |
当期純利益 | 3,478 | 2,261 | 53.8% |
メディカル▽最終利益53.8%増加
国内では、千葉県野田市に同社最大の物流拠点となる「野田第1PDセンター」「野田第2PDセンター」を開設し、大手GMS(総合スーパー)の物流業務を行うとともに、関東地区で物流サービスを強化した。
さらに、宮崎県北部の倉庫拠点集約と保管面積拡大を目的とした「日向PDセンター」を宮崎県日向市に、北海道北広島市には北海道全域を対象とする物流サービスを拡充するための「北広島PDセンター」をそれぞれ開設。ケミカル製品の安定輸送、事業拡大を目的にケミカルタンカー「扇奥羽丸」を就航させた。
海外では、米国ケンタッキー州に「ケンタッキー物流センター」を開設し、米国の現地企業や日系企業向けに物流業務を開始。商事・貿易事業の強化の一環として、包装資材・食品・酒類・生活雑貨の総合商社である「スマイル」を、新たな物流サービス分野への事業展開を図るため、楽器・精密機器・重量物・医療機器の輸送などを行う「中国ピアノ運送」を、それぞれ子会社として同社グループに迎えた。
東日本大震災の復旧需要や、災害関連商品や節電関連商品などの既存物量が増加したほか、9月にスマイルをグループ会社とし、新規顧客の積極的な開拓を行ったことなどにより、連結売上高は12.2%の増収となった。
利益面では、燃料費の上昇などのマイナス要素があったものの、増収効果とコスト改善効果で、連結営業利益が35.6%の増益、連結経常利益も30.7%の増益となった。最終利益は53.8%の増益となった。
▽物流事業部門、復旧需要などで5.2%増収
住宅物流事業で仮設住宅などの震災復旧需要、流通ロジスティクス事業で復旧住関連商品や節電関連商品、暑さ軽減商品などの既存物量が増加し、新規顧客の開拓による売上拡大などもあって、事業収入は2224億9400万円と5.2%の増収となった。
▽次期は年商3000億円の見通し
連結売上高3000億円、連結営業利益102億円、連結経常利益100億円、連結当期純利益50億円を見込む。