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ecboと日本郵便、荷物一時預かりの実証実験開始

2018年2月2日 (金)
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調査・データ荷物一時預かりサービス「ecbo cloak」(エクボクローク)を運営する、ecbo(エクボ、東京都渋谷区)は2日、日本郵便とサムライインキュベートが実施するオープンイノベーションプログラム「POST LOGITECH INNOVATION PROGRAM」の「Demo Day」(成果発表会)で、郵便局での荷物預かりの実証実験を実施すると発表した。

エクボは昨年11月、同プログラムに採択され、3か月間のプログラム期間を通して、日本郵便と「手荷物の悩みをなくし、人々が最適にアクセスできるシェアリング・ハブを創る」ことを目指し、互いに提供できるリソースを最大限に活かす方法について議論を重ね、実現に向けて検討を進めてきた。

18年1月13日・14日には、渋谷郵便局で荷物預かりのテストマーケティングを実施し、荷物預かりサービスのニーズが確認でき、今後の取り組みについて期待が持てる結果が得られたという。

今後は、まず年間1万人の利用を目指し、エクボクロークとの連携による郵便局での荷物預かりに関する実証実験を渋谷郵便局、新宿郵便局、東京中央郵便局、横浜中央郵便局、鎌倉郵便局の5局で2月21日から開始する。さらに、3月1日から東京都・神奈川県内の26局に拡大し、全31局で実施する計画。

また、日本郵便の物流網と、多種多様なエクボクロークの提携店舗を活かし、7月頃には荷物配送サービスの実証実験を開始する。手書き伝票の手間を省略するほか、将来的にはすでに預けた荷物を後からボタン1つで配送手配することを目指す。実証実験は郵便局からエクボ加盟店への配送からスタートし、順次配送先の拡充を行った後、10月以降の本格導入を目指して、取り組みを進める。