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英建材メーカーがインフォアのクラウドERPに移行

2018年2月13日 (火)

サービス・商品インフォアジャパンは13日、英国建材メーカーのRussell Roof Tiles社が、米インフォアの製造業向けSaaS型クラウドERP「Infor CloudSuite Industrial」を採用した、と発表した。

今回のクラウド移行は、Russell社のデジタル化プログラムの一環で、顧客サービスの改善とリードタイムの短縮、手作業によるプロセスや事務作業の軽減が期待されている。Russell社は、2018年中には英国バートン・オン・トレントとロックマーベンにある3つの拠点でクラウドERPを本稼働させる。

Russell社の複雑なビジネスモデルでは、自治体や住宅協会、民間のハウスメーカー、商社など多様顧客が要求する製品を生産するために、正確でタイムリーな情報をもとに多岐にわたる原材料を調達する必要がある。

インフォアのクラウドERへと移行することで、これらの顧客が発注内容やアカウント情報、CAD図面などに、ワンクリックで24時間365日アクセスできるようになる。また、時間のかかる生産計画の大部分を自動化できるようになり、より効果的にリードタイムを管理し、効率的に作業を進められ、顧客サービスを高めることが可能となる。

Russell社はクラウドの早期活用企業として、SAPやEpicor、Microsoft Dynamicsではなく、インフォアのオンプレミスの製造業向けERPであるInfor SyteLineを採用しており、そのクラウド版として「高い拡張性とユーザーフレンドリーなUIを兼ねそろえている点」、「カスタマーポータルやBI、高度な生産・工場保全管理などの新機能がある点」などがクラウド移行への決め手となった。