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ルビスターミナル社、米インフォアのクラウドEAM導入

2017年5月30日 (火)

サービス・商品インフォアジャパンは30日、パリを拠点に液体化学品のタンク管理事業を展開するルビスターミナル社が、米インフォアの設備管理ソリューション「Infor EAM」のクラウド版を採用したと発表した。

300万立方メートルのレンタル用タンクを保有し石油製品や化学品、農産物、肥料を年間130万トン保管できる処理能力を持つルビス社では、タンクの置かれている場所の多くが危険物取扱所に分類され、設備資産の予防保全を含めた厳しい規制に対応しなければならない。また同社の設備資産は、最大の財務負担も生むことから「業務の最適化が不可欠だった」という。

ルビス社は、まずオランダ・ロッテルダムとベルギー・アントワープにあるターミナルにInfor EAMのクラウド版をパイロット導入した。設備管理ソリューションとして高い機能を備え、使いやすく、すべての拠点にわたって管理保全プロセスを標準化できることから、フランス全土にわたる10か所の石油・化学品ターミナルにも導入することを決めた。