郊外で物流施設と商業施設が人材争奪競争

調査・データJLL（ジョーンズラングラサール）は21日、物流不動産専門組織の担当者による「労働力をいかに確保するか-物流施設で働き方改革進行中-」と題するレポートを公開した。

レポートでは、郊外に立地する物流施設と大型商業施設が人材獲得競争を繰り広げるケースがあること、その「競争」に物流施設が打ち勝つために、空調の設置や主婦層が安心して働ける環境づくりやカフェラウンジなどの「おしゃれ」な設備を設けているケースがあることなどを紹介。

先進事例として、大和ハウス工業が千葉県流山市で開発を進める賃貸物流施設の開発規模が「街レベル」に達しており、三井不動産の「MFLP船橋II」（船橋市）では、業界初の「多目的棟」が導入される計画となっていることを取り上げている。

■レポートの詳細（URL）
http://insights.jlljapan.jp/post/170934229566/労働力をいかに確保するか-物流施設で働き方改革進行中

▲出所「JLL INSIGHTS」