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TDB調べ

運輸・倉庫業の景況感0.9P改善、3月

2018年4月4日 (水)

調査・データ帝国データバンク(TDB)が4日発表した3月の景気動向調査結果によると、運輸・倉庫業の景況感(景気DI)は前月から0.9ポイント改善し50.5となった。

3月は「人手不足により売り上げが上がらない」(一般貨物自動車運送)といった声がある一方で、「鋼材など一次産品の受注が好調。青果物も好調」(一般貨物自動車運送)、「農産品の作況が好調だった」(一般貨物自動車運送)、「年度末にかけて自動車部品製造の拡大が寄与した」(普通倉庫)との声があった。

先行きについては、「年度替わりで鋼材など一次産品、鋼材メーカーの新規製造設備への投資もあり、増産期待がある」(一般貨物自動車運送)、「まだまだ扱い量が増える見込みのため」(一般貨物自動車運送)と期待感を示す声があったが、「燃料費の高騰がこの先も続く見込み」(利用運送)、「足元の米国の保護主義政策の実行に伴う世界経済への影響が大きいものと予想される」(普通倉庫)など不透明感を示す声もあった。