ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

運輸・倉庫業の景況感0.7P改善、TDB調べ

2018年6月5日 (火)

調査・データ帝国データバンク(TDB)が5日発表した5月の景気動向調査結果によると、運輸・倉庫業の景況感(景気DI)は前月から0.7ポイント改善し49.3となった。

5月は受注量が増加する一方で、対応する人件費なども増え利益は変わらない(普通倉庫)、「5月の連休明けの一般貨物の動きは過去に経験したことのないような低迷状態が続いている」(一般貨物自動車運送)といった声がある一方で、「輸出入ともに取り扱いが増加傾向で継続し、荷動きは好調」(港湾運送)などの声もあった。

先行きについては、「顧客の2018年度貨物予定量・生産計画(年間計画)から好調維持を打診されている」(一般貨物自動車運送)、半年先までは、受注及び見込みがある(普通倉庫)と期待感を示す声があったが、「値上げは行っているが、原油価格の高騰やドライバー不足などで先行き不透明」(一般貨物自動車運送)など不透明感を示す声もあった。