国内北海道は5日、航空ネットワークの目指す姿とその実現に向けた「北海道航空ネットワークビジョン」を策定したと発表した。
物流関係では、海外・道外へ向けた航空貨物輸送の拡大として、国際線誘致の推進やベリースペースを用いた航空輸出の拡大、生鮮食品など高付加価値商品の輸出拡大、新千歳空港のSIACT上屋増築、地上物流との連携による受入体制の効率化、道外地域から新千歳空港経由での輸出の推進・道外からの貨物の集荷・輸出の可能性調査――などを盛り込んだ。
さらに、国内小口貨物輸送を促進するため、荷主・フォワーダー・航空会社の3者による連携輸送モデルを構築する。
北海道は、道内の航空ネットワークを持続的に発展させていくためには「航空会社や空港ビル会社、二次交通事業者、行政、経済団体、道民など多様な主体が将来像を共有し、これまで以上に連携・協働した取組を進めていく必要がある」として、その実現に向けた方策を明らかにした。
■北海道航空ネットワークビジョン詳細
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/kkk/networkvision.pdf