17年度のリコール件数、過去2番目の多さ

行政・団体国土交通省は10日、2017年度のリコール総届出件数が16年度より13件増え、377件で過去2番目に多かったと発表した。タカタ製エアバッグ関係のリコール対象台数が減少したため、17年度の対象台数は前年度を814万6674台下回り、770万2340台だった。

届出件数377件のうち、国産車は204件で20件減少、輸入車は173件で33件増えた。輸入車の届出件数は過去最高となった。

17年度の届出で対象台数が多かったのは、10月6日届出分の「完成検査が適切に行われなかった」というリコールで、ニッサンノートほか40車種・110万4296台が対象となった。