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トラックのリコール届出件数、昨年は13%減少

2013年4月9日 (火)

行政・団体国土交通省は9日、2011年度に届出があった自動車のリコール内容の分析結果を公表した。貨物車は61件で前年度の70件から9件(13%)減少したが、対象台数は増加した。

全体のリコール届出件数は263件(320件・18%減)で、前年度より57件減少。対象台数も259万4000台(65%減)と大幅に減少した。2010年度は、届出1件当たりの対象台数が50万台を超える大規模な届出が6件あったなど、対象台数の多い届出が集中したが、11年度は30万台を超える届出がなく、対象台数が少なかったため。

車種別のリコール届出件数は、二輪車30件(25件・20%増)、乗用車94件(117件・20%減)、貨物車61件(70件・13%減)、乗合車25件(35件・29%減)、特殊車51件(70件・27%減)――となった。

国産車の生産開始から不具合発生までの期間は、平均36.2か月(47.8か月)で、前年度よりも短くなったが、不具合の初報からリコール届出までの期間は平均20.4か月(15.7か月)で、前年度より長くなった。

■詳細は下記「2011年度自動車のリコール届出内容の分析結果」を参照。
http://www.mlit.go.jp/common/000994414.pdf