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西鉄、NZの物流会社買収し国際物流拡大

2018年4月10日 (火)

M&A西日本鉄道は10日、ニュージーランドの地場物流企業「GCSロジスティクス」(オークランド)を買収すると発表した。これにより、同社国際物流事業の海外ネットワークは27か国・地域の109都市へと拡大する。

90%の株式を取得して子会社化、社名を「NNRグローバルロジスティクス・ニュージーランド」へ変更した上で、5月から営業を開始する。GCS社の2016年度の売上高は1432万1000NZドル(11億4300万円)、営業利益は35万5000NZドル(2800万円)だった。

買収するGCS社は、主に海上輸入を手がけて安定収益を得ている企業で、西鉄は同社を買収することで、これまでオーストラリア法人のみで担っていたオセアニア地域の事業基盤を強化する。

西鉄では、2025年までに国際物流事業で35か国・地域130都市まで拡大する目標を掲げている。