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福通、キタザワ(東京)の株式51%取得

2018年4月12日 (木)

▲右から小丸成洋・福山通運社長と北澤敏也・キタザワ社長

M&A福山通運は11日、引っ越し事業を手がけるキタザワ(東京都江東区)の株式51%を取得し、資本・業務両面で提携すると発表した。11日に福通の小丸成洋社長とキタザワの北澤敏也社長が提携契約書に調印した。

福通は引っ越し事業の拡大を検討するなか、首都圏を中心に同事業を拡大するキタザワと提携することで、引っ越しに関するノウハウや情報提供を受け、事業売上高の拡大につなげる。キタザワは福通の全国網を活用して営業エリアの拡大を目指す。また、今後は両社で営業車両や引越資材などの共同購入を進め、コストの圧縮を図る。

キタザワは1957年4月に貨物運送事業者として設立、98年4月にキタザワ引越センターを立ち上げて引っ越し事業に進出した。17年3月期の売上高は11億8800万円。

資本提携について、福通は「今後の両社の緊密な関係を継続するために行われるもの」と説明している。