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パナ、独物流展示会に最新物流ソリューション出展

2018年4月16日 (月)
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サービス・商品パナソニックは16日、ドイツ・ハノーバーで現地時間の4月23日から27日まで開催される世界有数の物流展示会「CeMAT(セマット)2018」に出展すると発表した。

サプライチェーンの現場フローに沿って「工場倉庫でのラベリング、誤配送検知作業」「ディストリビューションセンターでの仕分け、搬送、積込み」「トラックでの搬送、受け取り」という一連の流れで、それぞれに対応するソリューションを傘下のゼテスインダストリーズ社の省人化倉庫、省力化物流ソリューションと併せて紹介する。

「工場倉庫でのラベリング、誤配送検知」エリアでは、工場内でバーコードのラベリングやRFIDタグのタギングを行い、個品・集合梱包箱・パレット単位の商品情報を見える化・追跡することで出荷から配送までの業務効率化を可能にするクラウドベースのサービスを展示。RFIDタグ・二次元バーコードを同時に読み取るゲートで、製品ごとパレットごとの個品管理ソリューションのデモを行う。

「ディストリビューションセンターでの仕分け、搬送、積込み」エリアでは、「荷物の形状を認識する技術」と、ベルトコンベア上の荷物を「自動追尾するプロジェクションマッピング技術」を活用したソリューションを紹介。仕向け地情報をベルトコンベア上で移動する荷物に照射し続けることで仕分け作業を効率化するシステムのデモを実施する。

また、フォーク型搬送ロボットが仕分けした荷物をフォーク型の自動搬送ロボットによって無人で積込みエリアまで運ぶデモを実施し、パレット把持・自律搬送・群制御では、仕分けた荷物の載ったパレットを自動的にピックアップし、無軌道の自律移動と群制御による効率的なルート選択で対応する積込みエリアまで運ぶ様子を展示。さらに「パワーアシストスーツ」を装着し、トラックへの積み込み作業の負荷軽減をイメージしたデモも連動して行う。

「トラックでの配送、受け取り」エリアでは、荷物を積んだトラックの運行管理者の端末とドライバーのハンドヘルド端末を相互連携させて配送状況を見える化し、配送効率の向上や問い合わせ対応を迅速化するゼテス社のソリューションや無人受け取りを実現する「スマートロッカー」を紹介する。

新製品コーナーでは、MCL社の技術を活用した「モバイルエンタープライズ・アプリケーションプラットフォーム」(MEAP)、3D採寸・温度センシングソリューション、頑丈ノートPC・タブレット「タフブック・タフパッド」シリーズ製品群を紹介する。