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伊藤忠、ユニー・ファミマHD子会社化し連携強化

2018年4月19日 (木)

M&A伊藤忠商事は19日、同社グループが41.45%の株式を保有するユニー・ファミリーマートホールディングスの株式公開買付けを実施し、持分を50.1%へ引き上げて子会社化すると発表した。

ユニー・ファミリーマートが持続的に成長するためには商品開発力を強化し、円滑な物流システムの構築や商流の合理化によって事業基盤を強化することが不可欠だとして、子会社化によって結び付きを強める必要があると判断した。

具体的には、金融・サービス・情報ビジネスの開発・促進、新技術・次世代技術を活用したサプライチェーンの最適化・効率化やコスト削減、アジアなどの海外事業の強化に取り組む方針で、特に海外事業と電子マネー、クレジット、ポイント、IDなどのフィンテックの開発で伊藤忠グループのアライアンス先や関係先との連携を強化する。

また、ECリテールビジネスでも「データとテクノロジーの活用」を進めて消費者ニーズに即した商品・サービスを提供していくため、「リアルとインターネットの融合」や「バリューチェーンのデジタル化」を推進する。