ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

オープンロジ、インドネシアで物流プラットフォーム実証

2018年4月23日 (月)

調査・データ物流プラットフォームを運営するオープンロジ(東京都豊島区)は20日、日本貿易振興機構(JETRO) の事業である「日ASEAN新産業創出実証事業」の公募に採択され、インドネシアで16日から来年3月29日までの期間、EC事業者と物流事業者を結ぶ物流プラットフォームの構築に向けた実証実験を行うと発表した。

現地大手のECモールと連携し、インドネシア市場の効率化と日本の物流事業者やEC関連事業者のASEAN市場参入の手助けとなることを目的に、現地大手ECモールと連携して物流プラットフォーム「オープンロジ」の実証を行う。

同国では、人口が多い一方でインターネット普及率は東南アジア主要国と比べて低くなっている。今後、インターネットが普及することでEC市場の成長が見込まれるが、増加が予想される個人・中小規模のEC事業者にとっては、物量や与信などの問題を緩和した従来の企業間物流とは異なる新しい物流ソリューションが必要となる。

同社はこれらの問題に寄与する、倉庫の非稼働時間・遊休スペースを活用した新しい物流アウトソーシングサービスを国内数十拠点の倉庫会社と協働し、日本の中小EC事業者を中心に3500社以上に提供してきた。今回、これらがJETROに評価され、ECの成長が期待されるインドネシアで「日ASEAN新産業創出実証事業」として物流プラットフォームの実証実験を開始した。