国際中国トラックメーカー陝西汽車(SHACMAN)は18日、コカ・コーラモンゴルとの物流協業の成果を公表した。ウランバートルから地方都市を結ぶ長距離輸送において、極寒環境下でも安定稼働を実現し、車両稼働率は98.5%超、故障ゼロを記録したという。
モンゴル高原では冬季に気温がマイナス40度に達し、数百キロにわたり補給拠点のない輸送環境が続く。飲料輸送は振動や衝撃に弱く、車両には高い安定性と信頼性が求められる。コカ・コーラモンゴルは当初、小規模に「X3000」を導入し、市内配送で性能を検証。その後、「X5000」を経て、2025年6月には長距離向けにカスタム仕様の「X6000」を本格投入した。

(出所:陝西汽車)
X6000は寒冷地専用設計で、吸気加熱装置や9kW冷却水ヒーター、燃料系加熱機構を備え、極低温でも確実な始動性を確保する。後輪エアサスペンションにより振動を吸収し、飲料の破損リスクを低減。さらにリターダーやEBS(電子制御ブレーキシステム)などの安全装備を組み合わせ、凍結路面での制動性能を高めた。760L+230Lの大容量燃料タンクにより1000キロ以上の無給油走行も可能とする。
運用面では、出発前後の点検体制を強化し、主要部品を現地倉庫に常備。テレマティクスにより燃費や稼働状況を可視化し、アイドリング時間の削減など運行ルールを改善した。その結果、平均アイドリング時間は65%削減され、部品摩耗も業界平均を下回った。

(出所:陝西汽車)
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