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西濃、大阪-仙台・郡山間専用列車運行で出発式

2018年5月10日 (木)

ロジスティクス西濃運輸は10日、大阪-仙台・郡山間で同社初の専用貨物列車の運行を開始するのに伴い、大阪の吹田貨物ターミナル駅で9日に出発式が行われたと発表した。

出発式では、西濃運輸の神谷正博社長が「物流業界は人手不足が顕著になってきており、1人がより多く運ぶか、もしくは人を使わないで運ぶ方法を検討している。その中で、鉄道輸送へのシフトを進めてきた。これからがスタートだ。今後も遠距離は、モーダルシフトを進めていく」と挨拶。関係者でテープカットをした後、駅長の出発進行の合図で、専用貨物列車が出発した。

「カンガルーライナーSS60」とネーミングされたこの専用貨物列車は、大阪の吹田貨物ターミナル駅-郡山貨物ターミナル駅-仙台港駅間を月曜日から土曜日まで、上り・下りとも1便ずつ運行。

大型トラック60台分の輸送を段階的に貨物鉄道へモーダルシフトしていくことで、ドライバーの運行距離減少による負担軽減や、年間13810トンのCO2排出量削減による地球環境負荷の低減を図る。