財務・人事サカイ引越センターが1日発表した、2018年3月期決算は、作業件数が減少したものの引越単価が増加したことで、営業利益が3割増えた。売上高は883億8600万円で10.5%増、営業利益は104億3100万円で38.1%増、経常利益は106億8700万円で34.1%増、純利益は71億1600万円56.9%増となった。
作業件数が73万8278件で前年同期に比べて159件減減少したが、引越単価が9.5%増加したことにより引越事業は好調に推移。また、前期の第2四半期連結累計期間から連結したSDホールディングスなど子会社3社の損益が含まれていないことも増加要因となった。
今期は、売上高945億8000万円(7%増)、営業利益108億6100万円(4.1%増)、経常利益111億1600万円(4%増)、純利益70億7400万円(0.6%減)になる見通し。
■2018年3月期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
---|---|---|---|
売上高 | 88,386 | 10.5% | |
営業利益 | 10,431 | 38.1% | 11.8% |
経常利益 | 10,687 | 34.1% | 12.1% |
当期利益 | 7,116 | 56.9% | 8.1% |