中国向け日本産精米の輸出拠点、10施設へ拡大

産業・一般農林水産省は9日、日本産精米の中国向け輸出が可能な精米工場とくん蒸倉庫を合わせて7施設追加した。

中国向けの日本産精米の輸出は、これまで精米工場1施設、くん蒸倉庫2施設のみが認められていたが、中国側と精米工場2施設、くん蒸倉庫5施設の追加に合意した結果、精米工場3施設、くん蒸倉庫7施設からの輸出が可能となった。

中国に日本産精米を輸出する場合、中国側が認め、農水省が指定・登録した精米工場での精米処理と、くん蒸倉庫でのくん蒸処理を受ける必要がある。

■中国に日本産精米を輸出できる精米工場（3施設）
ホクレン農業協同組合連合会パールライス工場【新規】
全農パールライス神奈川精米工場
神明きっちん阪神工場【新規】

■中国に日本産精米を輸出できるくん蒸倉庫（7施設）
小樽倉庫事業協同組合低温倉庫【新規】
石狩港湾新港倉庫事業協同組合低温倉庫【新規】（5月9日19時30分修正）
酒田港西埠頭くん蒸上屋【新規】
日新神奈川倉庫
全農神奈川恵比須町倉庫
上組神戸支店住吉倉庫【新規】
上組八代支店八代倉庫【新規】