ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

農水省、豪州向け柿生果実の輸出条件緩和合意

2018年1月26日 (金)

ロジスティクス農林水産省は26日、オーストラリアとの植物検疫協議で、同国が輸入を禁止していた日本産柿の生果実を輸出できる新たな輸出植物検疫条件に合意した、と発表した。

豪州は日本産柿の生果実について、臭化メチルくん蒸など一定の植物検疫条件を満たしたもの以外の輸入を禁じていたが、今回の協議で「臭化メチルくん蒸処理によらない新たな植物検疫条件」に合意、生果実の輸出が解禁されることとなった。

従来は同国が侵入を警戒する病害虫が日本で発生しているとして、臭化メチルくん蒸処理を義務付けていたが25日付で豪州の改正規則が公表され、産地が取り組みやすい条件で柿生果実を輸出できる環境が整った。