日本郵船、シンガポールでスタートアップ対象にコンテスト

ロジスティクス日本郵船は5月31日、同社グループのSymphony Creative Solutions（SCS）が、6月6日にシンガポールのマリーナベイサンズで開催される東南アジア最大級のスタートアップイベントで、オープンイノベーションを通じた海運業界での新しい価値創造を目的としたコンテストの最終選考会を開催すると発表した。

同社のコンテストは、オープンイノベーションを通じて海運業界に創造的なアイデアをもたらすことを狙いとするもので、。協力企業であるOcean Network Express（ONE）が提示する7つの実務上の課題に対し、スタートアップ企業の「自由で先進的な発想」によるアイデアを募集し選考を行う。

共同運営者であるシンガポール国立大学のスタートアップインキュベーション事業NUS Enterpriseとともに、シンガポール海事港湾庁やテクノロジーパートナーからのサポートを受けて運営している。

4月18日には、シンガポール海事港湾庁アンドリュー・タン長官をはじめ、産学官の関係者30人を招待してONE本社で開会セレモニーを行った。5月8日には課題についての説明会をシンガポール情報通信開発庁のベンチャーキャピタル機関SGInnovateで開催している。