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郵便自動化システム市場、23年に10億2220万ドル規模

2018年6月6日 (水)

調査・データインドの調査会社、マーケッツアンドマーケッツがまとめた調査レポート「郵便自動化システム市場」によると、郵便自動化システムの市場規模は、2018年の7億5300万ドルから年平均成長率(CAGR)6.3%で成長し、23年には10億2220万ドルに達する見通し。

レポートでは、電子商取引産業の成長、自動仕分け・配達処理のニーズ拡大、労働コストの増大などが成長の主因だとしている。

17年は、封書やフラット(レターパック)、小包みをバーコード読み取り、形状、大きさ、重さによって仕分けし、それぞれの宛先に転送するハードウェアが最大の市場規模に達すると予測。

これらの仕分け用機械には電気・電子、光学式、電気機械式などがあり、同社は「郵便量が減少しているにもかかわらず、電子商取引セグメントの成長が郵便ビジネスの変化を促している。小包みの量の増加はハードウェアシステムの需要増加を拡大する」との見方を紹介している。

調査レポートはハードウェア・ソフトウェア・サービスごと、技術ごと(郵便自動化システム・CFC、郵便選別機、封筒選別機、小包選別機)、用途ごと(政府行政、宅配業者、特急便)、地域ごとに、23年までの世界市場を予測したもの。