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大阪北部地震、国交省まとめ

営業倉庫12社が軽い被害、トラックターミナル通路陥没

2018年6月19日 (火)

環境・CSR国土交通省のまとめによると、大阪北部地震の影響により大阪府、兵庫県内の営業倉庫12社が壁やシャッターなどに軽微な被害を受けていることがわかった。またトラックターミナル2社でも通路が陥没するなどの被害を確認した。18日15時時点で物流関係の人的被害は報告されていない。

高速道路、直轄国道、一般有料道路、補助国道の「被災に伴う通行止め」はなく、都道府県道・政令市道は大阪府高槻市道で「通学路」となっていた小学校のプール脇にあるブロック塀が倒れ、小学生が死亡したほか、高槻市内の大阪府道で水道管の破裂により道路が陥没して通行止め、大阪市道で民家のブロック塀が倒れ、男性が死亡した。

18日に欠航となった航空便は、出発・到着便合わせて82便、30分以上の遅れも109便に上った。欠航便は出発41便(全日空7、日航29、日本エアコミューター2、天草エアライン1、アイベックスエアラインズ2)、到着41便(全日空6、日航29、日本エアコミューター3、天草エアライン1、アイベックスエアラインズ2)、遅延便は出発65便(全日空45、日航17、日本エアコミューター1、アイベックスエアラインズ2)、到着44便(全日空25、日航18、アイベックスエアラインズ1)。

震度5弱を観測した大阪国際(伊丹)空港では、一部天井部品の破損、壁面ひび割れが発生し、保安検査場も一時閉鎖となったが、ケガ人は確認されておらず、滑走路異常もなかった。港湾は大阪港、尼崎西宮芦屋港、大津港(滋賀県)、伏見港(京都府)のいずれも被害なし。