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東京海上日動、VR活用したロスプリサービス

2018年6月28日 (木)

産業・一般東京海上日動火災保険は28日、VR(仮想現実)を活用したロスプリサービスを7月から開始すると発表した。

360度カメラで撮影した映像をスマートフォン用VRゴーグル上で視聴できる機器を三徳商事と共同開発し、顧客の安全教育支援や事故リスク改善に向けて活用する。

具体的には、顧客向けの勉強会や調査報告会時に作業者にVRゴーグルを装着してもらい、作業者自身がリスクが高いと思ったところをポインターで指し示したり、作業者同士で議論してもらったりする形で活用を図る。

同社では、ロスプリでのVR活用の研究を進めてきており、ことし1月には三徳商事と共催でVRを活用した安全教育体験セミナーを開催している。これらのなかで、「VRを使った安全教育では、危険な事象を安全で効果的に体感・訓練することができるため、事故削減ツールとして有用」だと判断し、今回のサービス開発に至った。