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商船三井、船内労災防止にゴーグル型VRツール

2017年10月30日 (月)

ロジスティクス商船三井は30日、積木製作(東京都墨田区)のVR技術を活用したゴーグル型乗組員安全教育ツールを開発した、と発表した。

高い臨場感と没入感を持つVR技術を利用することで、現実では体験が難しい訓練や経験の疑似体験を実現した。持ち運びしやすいゴーグル型VRを採用し、船内やオフィスなど、場所を問わない安全教育を可能にした。

「不安全行動」で発生する船内事故をVR技術でリアルに再現し、安全対策を明示することで、乗組員の安全意識を高めて事故の根絶を目指す。まずは労働災害の一例として転落事故を体験する内容とし、今後、教育効果を確認しながら内容を拡充していく。

▲安全対策を示すVR画面

船舶ごとに導入と疑似体験内容の拡充を進め、乗組員安全教育の効果を高める。