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鉄道貨物輸送の米G&W、設備資産管理を強化

2018年7月2日 (月)
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国際米インフォアは2日、欧米で線路や貨物鉄道車両などの保有・リースを手がけるジェネシー&ワイオミング(コネチカット州デリエン)がインフォアの業界特化型設備資産管理ソリューション「インフォアEAM」のクラウド版を導入した、と発表した。

ジェネシー&ワイオミングは122の短距離鉄道、貨物輸送鉄道を所有・リースしており、インフォア製品を導入することで鉄道線路などの線形資産、機関車や電車などの車両管理を効率化、より細かな保全計画の立案に活用する。

英国では鉄道貨物輸送子会社を通じて日々100本近くの一貫輸送サービスを提供し、年間77万のコンテナ輸送を手がけている。現地の担当者は「モバイルに対応し、クラウドベースで利用できることから、資産全体を最大限に可視化し、最適なサービスを最低コストで提供するための計画策定の精度を大幅に高めてくれる。それと同時に、輸送・ロジスティクス業界の変化の激しく、膨大な規制要件にも対応できる」と導入効果について話す。

また、インフォアでテクニカル製品のPRを担うケビン・プライス氏は「輸送・ロジスティクス業界では、設備資産をいかに効果的に管理できるかが、収益性に影響する。安全性、法的要件、国際標準化機構(ISO)要件への準拠は、設備資産管理のベストプラクティスを実践していることを証明する。さらに、設備資産のパフォーマンスをより詳細に把握できる知見を手に入れることは、意思決定能力の向上にとって非常に有益であり、資産の寿命とパフォーマンスを可能な限り最大限まで引き延ばすことにつながる」と同社製品の導入が資産の機能とコスト競争力を高めることを強調している。