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国内港のコンテナ取扱量が過去最高更新、国交省調べ

2018年7月25日 (水)

話題国土交通省は25日、国内港湾で2017年に取り扱ったすべてのコンテナ貨物量が16年を5%上回り、2279万個に達したと発表した。

国交省が発表したのは、外貿、内貿の取扱コンテナ貨物の合計値で、これまでの最高値だった14年の2172万個を100万個強上回り、過去最高値を更新した。

このうち外貿コンテナは1839万個(4.7%増)で全体的に堅調に推移。内貿コンテナは440万個(6.3%増)と16年に続いて大きな伸びを示した。

また、国際フィーダー取扱貨物量も堅調に伸びてきており、「国際コンテナ戦略港湾への集貨や国際フィーダー航路網の拡大など、国際コンテナ戦略港湾政策の成果が現れてきている。新規の内航RORO航路の就航についても、その一躍を担った」との見方を示した。

取扱量上位港では東京港が圧倒的な取扱量でトップをキープ。内貿コンテナ取扱貨物量の増加により、横浜港が3位から2位へ、北九州港が9位から8位へ、仙台塩釜港が12位から11位へそれぞれ上昇した。

■取扱港上位20港

港湾別のコンテナ取扱貨物量(2017年速報値)港湾別のコンテナ取扱貨物量(2016年確定値)2017年増減率
2017年順位(2016年順位)港湾名総取扱量外貿コンテナ内貿コンテナ総取扱量外貿コンテナ内貿コンテナ
全国計22,790,76618,393,7904,396,97621,699,22517,563,5584,135,6675%
1(1)東京5,049,2404,500,156549,0844,734,7844,250,647484,1376.6%
2(3)横浜2,926,6972,621,009305,6882,780,6692,520,988259,6815.3%
3(2)神戸2,924,1792,218,860705,3192,801,1592,140,546660,6134.4%
4(4)名古屋2,784,1082,588,600195,5082,658,4802,491,206167,2744.7%
5(5)大阪2,326,8512,049,701277,1502,216,9781,952,370264,6085%
6(6)博多991,648848,612143,036966,321843,188123,1332.6%
7(7)那覇570,58080,644489,936541,47077,747463,7235.4%
8(9)北九州546,182474,69271,490517,297448,55568,7425.6%
9(8)清水541,540452,76588,775517,349444,72272,6274.7%
10(10)苫小牧335,411219,281116,130316,956201,286115,6705.8%
11(12)仙台塩釜261,318161,094100,224246,615156,05290,5636%
12(11)広島255,868164,91790,951257,090152,779104,311-0.5%
13(13)四日市241,179196,95044,229228,648179,41949,2295.5%
14(14)新潟226,907162,42264,485222,574155,61666,9581.9%
15(15)水島172,231129,61642,615163,543117,44546,0985.3%
16(16)徳山下松147,78971,21676,573128,48562,60165,88415%
17(18)川崎129,29898,81630,482111,97783,78028,19715.5%
18(17)鹿児島128,2802,406125,874127,4455,719121,7260.7%
19(20)三島川之江107,14279,80727,33593,47072,01121,45914.6%
20(20)志布志98,96277,36521,59789,55969,77919,78010.5%