ロジスティクス川崎汽船は5日、五十嵐武宣社長名で2026年の年頭所感を発表した。25年を振り返り、米中対立や中東情勢、ロシア・ウクライナ問題など地政学リスクの長期化に加え、米国の関税政策や船舶課徴金構想が海上輸送需要に混乱をもたらしたと指摘。事業環境の不確実性が高まるなかでの経営対応を総括した。

(出所:川崎汽船)
環境面では、IMOでの温室効果ガス(GHG)削減中期対策の先送りなど不透明さは残るものの、脱炭素の潮流は不可逆とし、環境負荷低減策を着実に積み重ねる方針を示した。中期経営計画では、成長をけん引する自営事業とコンテナ船事業(ONE)を軸に安定収益を確保。25年度の経常利益は1000億円を見込み、30年度には2500億円超を目標とする。
最終年度に当たる26年度は次の成長段階への移行期と位置付け、CCS「ノーザンライツ」参画や風力利用の船上カイト「シーウイング」などを象徴例として、技術力を生かした脱炭素ソリューションを拡大する考えだ。今後は人材・DX(デジタルトランスフォーメーション)・経営管理の3基盤を強化し、物流インフラ企業としての責任と企業価値向上の両立を目指す。
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