調査・データ日本海事センターが26日発表した主要定期航路のコンテナ貨物荷動き動向によると、北米航路の往航(6月)が143万4552TEUで前年同月に比べて4%増加、3か月ぶりのマイナスとなった。5月の運賃(ニューヨーク-塩田間)は8.1%減となる1TEUあたり2030ドルで9か月連続のマイナス。
復航(4月)は53万7837TEUで2.1%減となり、2か月ぶりマイナス。運賃(ニューヨーク-塩田間)は12.2%減少の650ドルで3か月連続のマイナスだった。
欧州航路(5月)は往航が137万9017TEUで3.2%減となり2か月ぶりのマイナス。運賃(塩田-英フェリックストウ間)は10.5%減の1110ドルで3か月連続のマイナス。復航は67万1221TEUで3.9%増となり2か月連続のプラスとなった。運賃(塩田-英フェリックストウ間)は18.1%減となる950ドルで2か月連続のマイナス。
日中航路(5月)は、往航が重量ベースで99万8338トン(5.8%増)で9か月ぶりのプラス、金額ベースでは7416億円(5.8%増)で2か月連続のプラスとなった。運賃(横浜-上海間)は370ドルで前年並み。復航は重量ベースで208万1862トン(6.7%増)、金額ベースでは0.9%増の1兆159億円で2か月ぶりのプラス。運賃は4.5%減の640ドルで2か月連続マイナスだった。
アジア域内航路(5月、日中韓台香+ASEAN)は373万7576TEU(2.5%減)で2か月ぶりのマイナス。同月のアジア域内コンテナ運賃指数は5.3%減の745ドルで2か月連続のマイナスとなった。なお、アジア域内航路を取りまとめているIADAが2018年2月末をもって休止した。