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2月の主要コンテナ航路、北米往航19%増

2018年3月29日 (木)

調査・データ日本海事センターがこのほど発表した主要定期航路のコンテナ貨物荷動き動向によると、北米航路の往航(2月)が140万3333TEUで前年同月に比べて19%増加した。2月の運賃(ニューヨーク-塩田間)は9.3%減となる1TEUあたり2350ドルで5か月連続のマイナスだった。

復航(2017年12月)は61万3995TEUで6.9%増となり、6か月ぶりのプラス。運賃(ニューヨーク-塩田間)は1.4%増加の730ドルで8か月連続のプラス。

欧州航路(1月)は往航が145万5601TEUで1.5%減となり2か月ぶりのマイナスだった。運賃(塩田-英フェリックストウ間)は4.1%増の1260ドルで6か月連続のマイナス。

復航は56万3578TEUで15.3%減となり3か月ぶりのマイナスとなった。運賃(塩田-英フェリックストウ間)は40.3%増となる940ドルで15か月連続のプラスだった。

日中航路(1月)は、往航が重量ベースで74万6198トン(7.6%減)で5か月連続のマイナス、金額ベースでは6092億円(37.8%増)で12か月連続の2ケタ増となった。運賃(横浜-上海間)は前年並みの370ドルだった。

復航は重量ベースで196万7616トンで5.7%減、金額ベースでは7.7%減の1兆1760億円で9か月ぶりのマイナスだった。運賃は3.3%増の620ドルで13か月連続のプラスとなった。

アジア域内航路(1月、日中韓台香+ASEAN)は86万2807TEUで9.5%減で10か月ぶりのマイナス。同月のアジア域内コンテナ運賃指数は5.5%増の784ドルで12か月連続のプラスとなった。