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主要コンテナ航路、北米往航3か月連続増

2018年4月27日 (金)

調査・データ日本海事センターが26日発表した主要定期航路のコンテナ貨物荷動き動向によると、北米航路の往航(3月)が119万4040TEUで前年同月に比べて2.3%増加した。3月の運賃(ニューヨーク-塩田間)は22.6%減となる1TEUあたり1850ドルで2か月連続のマイナスだった。

復航(2月)は51万45TEUで7.7%減となり、2か月ぶりのマイナス。運賃(ニューヨーク-塩田間)は4.2%減少の690ドルで9か月ぶりのプラス。

欧州航路(2月)は往航が119万2933TEUで26.7%増となり2か月ぶりのプラスだった。運賃(塩田-英フェリックストウ間)は4.4%減の1090ドルで2か月ぶりのマイナス。復航は60万786TEUで4.7%減となり2か月連続のマイナスとなった。運賃(塩田-英フェリックストウ間)は24.4%増となる970ドルで16か月連続のプラスだった。

日中航路(1月)は、往航が重量ベースで68万7906トン(35.6%減)で6か月連続のマイナス、金額ベースでは5767億円(14.9%減)で16か月ぶりのマイナスとなった。運賃(横浜-上海間)は380ドルで2か月ぶりのプラス。復航は重量ベースで182万7716トン(41.0%増)、金額ベースでは46.8%増の1兆929億円で、いずれも2か月ぶりのプラス。運賃は6.6%増の650ドルで14か月連続のプラスとなった。

アジア域内航路(2月、日中韓台香+ASEAN)は272万3900TEU(0.1%減)で19か月ぶりのマイナス。同月のアジア域内コンテナ運賃指数は0.8%増の764ドルで13か月連続のプラスとなった。なお、アジア域内航路を取りまとめているIADAが2018年2月末をもって休止した。