ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

主要コンテナ航路、北米往航が10か月ぶり減

2018年1月18日 (木)

調査・データ日本海事センターが18日発表した主要定期航路のコンテナ貨物荷動き動向によると、北米航路の往航(2017年12月)が128万4660TEU(前年比1.9%減)で、10か月ぶりのマイナスとなった。12月の運賃(ニューヨーク-塩田間)は35.5%減となる1TEUあたり1670ドルで4か月連続のマイナスだった。

復航(10月)は56万8161TEUで2.2%減となり、4か月連続のマイナスとなった。12月の運賃(ニューヨーク-塩田間)は2.9%増加の1TEUあたり710ドルで6か月連続のプラス。

欧州航路(11月)は往航が117万8995TEUで0.2%増となり2か月ぶりのプラスだった。12月の運賃(塩田-英フェリックストウ間)は13.4%減の1100ドルで4か月連続のマイナス。

復航は67万1390TEUで7%増となり3か月ぶりのプラスとなった。12月の運賃(塩田-英フェリックストウ間)は42%増となる980ドルで12か月連続のプラスだった。

日中航路(11月)は、往航が重量ベースで88万2650トン(8.8%減)で3か月連続のマイナス、金額ベースでは7482億円(24.9%増)で10か月連続の2ケタ増となった。12月の運賃(横浜-上海間)は2.6%減の380ドルで7か月連続のマイナス。

復航は重量ベースで198万9279トンで3.5%増、金額ベースでは15.5%増加の1兆2146億円で7か月連続のプラスだった。12月の運賃は7%増の610ドルで11か月連続のプラスとなった。。

アジア域内航路(11月、日中韓台香+ASEAN)は115万2339TEUで14.1%増で8か月連続のプラス。12月のアジア域内コンテナ運賃指数は5.5%増の784ドルで10か月連続のプラスだった。