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8月1日から自動車事故対策費補助金の受付開始

2018年7月31日 (火)

行政・団体国土交通省は8月1日から、運送事業者による先進安全自動車(ASV)の導入、運行管理の高度化、過労運転防止のための先進的な取り組み、社内安全教育の実施――の4項目に対する補助事業の申請を受け付ける。

先進安全自動車(ASV)の導入支援は衝突被害軽減ブレーキ、ふらつき注意喚起装置、車線逸脱警報装置などが対象で、取得経費の3分の1から半額程度を補助する。

■ASV補助対象装置
衝突被害軽減ブレーキ、ふらつき注意喚起装置、車線逸脱警報装置、車線維持支援制御装置、車両安定性制御装置、ドライバー異常時対応システム、先進ライト

運行管理の高度化支援は、国土交通大臣が認定したデジタル式運行記録計(デジタコ)、映像記録型ドライブレコーダー(ドラレコ)の取得経費を補助するもので、補助率はともに3分の1。デジタコは車載器1台3万円、事務所側機器10万円、ドラレコは車載器2万円、事務所側機器10万円がそれぞれ上限額に設定されていて、1事業者あたりの上限は80万円となる。

「過労運転を防止するための先進的な取り組み」では、ITを活用した遠隔地での点呼機器、運行中での運転者の疲労状態を測定する機器、休息期間での運転者の睡眠状態などを測定する機器、運行中の運行管理機器の4種のうち、大臣認定を受けたものが対象で、1事業者あたりの上限額は80万円。

社内安全教育の実施支援では、大臣認定を受けたコンサルティングメニューに対し、利用経費の3分の1を補助。1事業者当たりの上限額は100万円となっている。

いずれの補助事業も申請は最寄りの地方運輸局、運輸支局などで受け付ける。